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明大SF研究会OB・OG会 2024年12月14日 報告

 本HPの『よびかけ』に有りますように、明治大学SF研究会『廃部』の報に接し、創立56年の歴史に幕を想いつつ『通告、集え!』と呼びかけた、OB・OG会のOB・OG発掘プロジェクトの一年の活動により80名の登録者の方から当日参加できた1969年入学から1994年入学の46名が、12月14日明大紫紺館6階のラウンジ明治で午後4時30分よりOB・OGを開催いたしました。                                                               そのOB・OG会の内容の資料、写真、スピーチ録を紹介し報告いたします。                                          当日のOB・OG会は二年前の『創立55周年記念OB・OG会』の参加者並びに新規OB・OG会登録の方々が、学生時代の活動を通して同時代を伴にした思いを振り返りながら交流した時間を、軽くアルコールを帯びながら楽しく過ごし、その後二次会、3次会と御茶ノ水近傍の夜とへ散ってゆきました。                                    同年代の方々と今後ミニOB会を開催されます事、期待しております。合わせて、新規会員拡大に尽力願います。

 次回は創立60周年を記念し2027年新緑の季節、御茶ノ水の明大施設で実施予定です。

目次

OB・OG会スライド資料

当日、スライドで紹介した、式次第や事前にアンケートのSF小説、映画等のベスト3ノミネート(末尾にアンケート作品全リスト有り)などを紹介します。さて、ベスト1にどの作品が選ばれたか想像してください。

挨拶・スピーチ


▼開会の挨拶
                                                           深谷栄(71年入学・工学部 第6代幹事長) 
                                                                                              
 本会にお集まり頂きお礼申し上げます。
創立55周年記念OBOG会を終え、次は創立60周年記念OBOG会かと思っておりましたら、本年月1現役SF研究会の幹事長から廃部の連絡が有り青天の霹靂とでも云う様な感じでした。
 現役幹事長からOBOGへ廃部の連絡を依頼されましたので、55周年OBOG会の皆様に伝えた所、残念無念等の多くの言葉を頂きました。また、56年間の多くのOBOGへ伝えたく、ここにおります山本さんに相談した所HPを作ってアナウンスしSF研究会廃部・解散式をやりましょうと云う事になり、和田さんにお願いし立ち上げたのがこのHPです。
 OB・OG会実施まで一年掛かりましたが、新規のOBOGを含め56年の永きに渡り繋いで来た皆様に感謝し、今日共に自由に涙し自由に笑ながら、時を過ごしたいと思います。

スピーチ「SF研と私」

和田美保(旧姓・小田、1981年入学・農学部)

「SF研と私」というお題ですので、まず私のSF歴みたいなものをお話しします。 
SFというか宇宙や科学技術に興味を持ったきっかけは、1969年のアポロ11号の月面着陸をテレビ中継で見た事です。
これが田舎の小学生にはインパクトが大きく、それまで読んだり見たりしたフィクションの影響を実はあまりよく覚えていません。
その頃「私が大人になるころ人類は火星にも到達できるようになるかも」とぼんやり考えていました。でも米ソの宇宙開発競争は1975年に終わってしまい、大人どころか還暦すぎても月より遠いところに人類は到達できず非常に残念です。
 その後、小学校の図書室にあった岩崎書店の名作世界のSF(1966-67年に刊行)を読み始め、こういうジャンルもあるんだなーとSFに興味を持ちました。
 このシリーズは表紙や挿絵が有名なイラストレーターで、子供向けというよりは大人が欲しくなるような本のセンスで、実はコレクションしたいと思っています。 
 1972年にNHKで少年ドラマシリーズが始まり、その原作のジュブナイルもよく読みました。また主に秋元文庫ですが、小中学生にはボリュームや内容、価格が丁度良くSF以外のジャンルも読んでいました。 
 1974年にはテレビで宇宙戦艦ヤマトが始まり、アニメにも興味を持ちロボットアニメも好きでした。1979年には機動戦士ガンダム(世間ではファーストガンダムと言うそうですが、私の世代でガンダムと言えばこれの事です)の放映が始まりました。その時私は高2でアニメやSFが好きな友達もできて、なかなか充実した高校生活でした。 
 1981年4月オリエンテーションで大学へ行くと、たくさんのサークルが勧誘をやっていました。そんな中なぜSF研究会を選んだか、を実はあまりよく覚えていないのですが、おそらく勧誘をやっていた3年生の先輩方がとても人が良さそうに見えたからではないかと思います。
 ときどき面倒くさい女、と評される私に大学時代丁寧に対応してくださりありがとうございました。遅ればせながら感謝申し上げます。 
 大学時代はみんなで同人誌を作ったり、普及し始めていたビデオデッキでSF映画を見たりなんてことをやっていました。「2001年宇宙の旅」を初めてみたのは、ビデオデッキを持ってる誰かの家だったような気がします。
 そのころ駿河台支部では映像作品を作っていて、ロケで生田校舎に来たとき協力したりなんてのもありました。
 合宿はあまり参加していないのですが、諏訪に行った記憶があります。そんな感じで大学へ行った、らとりあえず部室に顔を出して誰かに会うのが日課でした。
 いま思うと、いつも話が合う人達がたくさん周りにいた貴重で楽しい時間でした。
 いまSFというジャンルは、ファンタジーというか「小説家なろう」(株式会社ヒナプロジェクトが提供する小説投稿サイト)に押されて昔ほどの勢いがないと言われています。その主な理由は、昔のSFに描かれていた科学技術に現実が追いついてしまってあまり面白くなくなったからだと聞きました。
 でも私にとっては、子供のころの夢の技術が実現する面白い時代です。テレビ電話はスマホのアプリでできるし、「宇宙大作戦(スタートレック)」のカーク船長みたいな音声入力もAIスピーカーやスマホでもできます。自動運転もあと10年くらいで実現しそうな勢いです。
 そんな面白い時代をSF研OB・OGのみなさまとワクワクしながら見守っていきたいと思います。

徳田孝一郎 (90年入学・法学部)

 90年入学の徳田孝一郎と申します。現在、Yahoo!トップページにエッセイを掲載しております。エッセイストです。   いまこうやってエッセイを書けるのも、SF研でやっていた読書会、同人誌の批評会のおかげです。いや~、厳しかった厳しかった。けちょんけちょんにされ、自分の発奮材料になりました。今の私があるのは、SF研のおかげです。  ありがとうございました。                                          さあ! みなさん、思う存分ご歓談をお愉しみください!」

挨拶・各年代グループ写真

乾杯の音頭 1971年入学・第4代幹事長

左から 代表幹事、事務局長、77年入学OG

前列左から、90年入学学年幹事76年入学学年幹事、77年入学学年幹事、81年入学HP管理者

1969年入学~1973年入学の皆さ

1974年入学~1976年入学の皆さん 左後ろの掛軸は論語・学而の言葉(天野氏の書)OB.OG会旗印

1977年入学の皆さん  

1978年~1981年入学の皆さん

1984年入学~1995年入学の皆さん

●  個別のOB・OG会の写真は会員へ報告のURLにてご覧ください

追加資料-1 合宿地リストとエピソード(1969~1979) 追加募集中

サークル活動と云えば合宿が付き物、初期の合宿地とエピソードを思い出しながら記載しました。合宿の詳細は会報「エスエフ(SF)」に記載有り、過去の活動経過の「エスエフ」をご覧ください。登録会員の方でこのリスト以降の合宿地とエピソード有りましたら次のメールアドレスs.fukaya@vega.ocn.ne.jpかお問い合わせからご連絡願います。

追加資料-2 アンケートSF各項目ベスト3 選択全作品(3作品/人)リスト

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この記事を書いた人

1971年入学 SF研究会入部 工学部工業化学科 第6代幹事長、創立55周年記念OBOG会代表幹事 オールドOBのお爺さんです。

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