明治大学SF研究会 創立期の会報「エスエフ・SF」を紹介いたします。凡そ、毎月1回発行の会員向けの冊子で謄写版で作成しておりました。紙にパラフィン(蝋)をコートしたの物をやすり版の上に置いて、鉄筆で文字を書き蝋を取除き手動印刷治具に貼り付けインクの付いたローラーで回転・押しつけると、下にセットした紙に印刷できる物で、当時学校や各サークルの印刷手段として使われておりました。文字を書く人をガリ切と称し、上手な人は優遇されたものです。 さて、その会報の内容は SF界の動き、新刊書、雑誌・映画の情報。読書会のテーマ及び読書会のコメント、会員の真偽不明の話題、創作ショートショート、その他何でも有りの物です。 今回は概略を紹介し、引き続きNo1~約No30迄の内容を多少欠落は有りますが掲載いたします。乞うご期待を。 記 深谷栄
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